ハス
モウキュウとミニキュウリ
台風の被害が殆どなくホッとしています。
ただ、やたらと暑くて困っています。
モウキュウ
モーウィとキュウリの雑種なので、いろいろなのができています。
写真上が食感はウリで重さ463g
写真中が食感はキュウリそのもので重さ492g
写真下が食感はもっちりで重さ727g
モウキュウは貯蔵性抜群で、収穫してから10日経ってもしわ一本も見当たらりません。
ただ、完熟すると酸っぱくなるのが多いので、残念ながら目標とは離れています。
ミニキュウリ
ほぼ完熟したミニキュウリです。
重さは223g
収穫量にピークが少ないので、ばてずにいつでも収穫できるようです。
貯蔵性は普通のキュウリと同じく、しばらく経つと水分が抜けてしわしわになります。
食感は一般のキュウリと同じで、完熟しても酸っぱくならないのが特徴でした。
完熟種子が採れました。
ミニキュウリの種はもう少しほしいかな。
来年はもっと美味しいミニモウキュウができるといいと思っています。
ハス
ムスカリの実生育苗
オジギソウ
ミニのシンニンギア
タカサゴユリ
この前まで野山や空き地等で咲いていたタカサゴユリ、我が家でも3年ほど前から咲き始めました。
せっかく咲いたユリ、昨年切り花のユリを買ってきて交配してみました。
その種を播いて、この前一番大きくなったのだけをプランターに植えたのです。
どうなったでしょう。
現在こんな感じです。
もうすぐ咲きそうなのも出てきました。
蕾の感じがタカサゴユリとは少し違っているように思っています。
上から覗くと花芽が見えるのが6本、年内に咲きそうな1本、合計8本が咲くと思われます。
どんな花が咲くのだろう?
せっかくピンクの花を交配したのだから、白以外のが咲いてくれたらと思っています。
そうすればタカサゴユリとは思われないじゃないか。なんて考えております。
レインリリー
ハス
こちらは八重のハスに交配しました。
種がしっかりと膨らみつつあるので、今度こそ完熟種子ができてほしいと思っています。
今まで何度も失敗しています。
何で種ができないのか?
最初は簡単に種が出来ると考えていました。
種が売ってあるし、普通でも見かけることがある。
それなのに、何度交配しても実がならない。
今年分かったことで、ハスは雌蕊先熟
なので、花が開くか開かないようなときに交配した方がいいことが分かりました。
私に分かっていないこと
花粉は乾燥に弱いか、もしくは花粉は紫外線に弱いのではないかと考えています。
例えば、ハナショウブの花粉は乾燥に弱いと聞いています。
なので、フレッシュな花粉を使わないと成功しにくいらしい。
スイセンがありますね。
スイセンの花粉は紫外線に弱く、紫外線が弱い朝早く交配した方が成功率が高いようです。
もしそうだとすれば、こうして咲いている花から花粉を採集しても、
花粉は既に死んでいるということになりそうですね。
そんな花粉を使って交配しようとしても成功しないですよね。
我が家にハスの蕾は合計であと6個しかないので、
成功率の高い方法を探っていきたいと思っています。
Fuchsia magellanica
ハスの交配について
妖精花の栽培記録
もうすぐ8月も終わりますね。
猛暑続きの月でした。
妖精花は南アフリカのSyncarpha vestitaと言う植物です。
私は若いとき雑誌に載っていたこの花が忘れられなくて、チャンスがあれば何とか栽培しようと思っていたのですが、
(かなり前の話)その雑誌には南アフリカで輸出する重要な切り花だが、近年乱獲でこの花を見るのが珍しくなり、輸出が禁止された。
と書いてあり。暫く妖精花の情報は入ってきませんでした。
7,8年前にヤフオクで種を手に入れ、栽培したのですが、残念ながらその年の6月半ばに☆になってしまいました。
その時日本でいろいろな方が挑戦されたと聞いていますが、花を咲かせたと情報を聞いたことが無く、殆どの方が小さな苗で終わらせているようです。
私は皆が失敗しているから育てようと言うのではなく、ただこの花を自分の目で見たいから栽培しているだけです。
昨年の暮れリベンジのつもりで種を購入して播き、現在に至っています。
暑さに弱い妖精花が全て越夏しようとしています。←自分でも信じられないくらい驚いています。
肥培すれば秋にも花が咲くのかも、だけど焦らずじっくりと育てようと思っています。
焦るなhiroro!
少し大きくなったでしょう。
脇芽も少し伸びました。
この植物を育てていて気付いたことがあります。
この植物も妖精花です。
こんなのに似たのが何株かあり、これも妖精花?とまじまじ眺めています。
ちなみに、
前回育てたときと一番近いのは写真の株です。
これからも焦らずじっくりと育てていこうと思っています。
私の夢が叶って花を咲かせられたらいいですね。
タカサゴユリ
ウリ科の野菜
イチジク
レインリリー
ハスの交配
ハスの交配は今までそんなに難しいことではないと思っていました。
ただハスの柱頭に花粉を付ければ受粉して種ができる。
今までの植物と同じだね。なんて軽く考えていた。
ところが、ハスの交配を本格的にやろうと思って何度も交配すれども全く種ができない。
できたと思っていても、途中で萎びてしまい、まともな種ができなかったのです。
よく考えると、野外でもハスに種が出来ているのって少ないですよね。
交配屋に火が着いてしまいました。
そこで打ち出したキーワードが「湿度」
ハスの花1日目・・・朝方半開きで昼までには閉じてしまう。
雌蕊は受粉できる状態になっている。
雄蕊の花粉は出ていない。
2日目・・・朝方既に開花していて、昼までには閉じてしまう。
雌蕊は受粉できる状態になっている。
雄蕊の花粉は出ているが、蜂に殆どの花粉を取ら
れている。(蜂の行動は5,6時頃)
3日目・・・花は一日中ずっと開いているか昼間半開き状態に
なる。
雌蕊は少し色が変わり始める。
雄蕊の花粉は花弁底に残っている程度。
4日目・・・花は一日中ずっと開いている。
雌蕊は黒ずんでいて受粉できる状態でない。
雄蕊の花粉は花弁底に僅か残っている程度。
5日目・・・一重咲きでは花弁が散り始める。
(種を採る場合、一重咲きの花弁はここで摘む)
6日目・・・八重咲きでも花弁が散り始める。
(種を採る場合、八重咲の花弁はここで摘む)
ハスの雌蕊が受粉できるのは開花1日目~2日目となります。
何でキーワードに「湿度」を持って行ったか。
ハスの花弁の動きを考えると、乾燥し易い柱頭を守るための運動ではないかと考えました。
花粉が柱頭に着床しても、柱頭が乾燥していれば花粉管を伸ばすことができないのではないか?
では開花3日目となると、雌蕊はほぼ受粉できなくなっていて乾燥から守る必要がなくなったので閉じないのでは?
そう考えると、昼までに花が閉じる理由がよく分かりますね。
でも、夏のような高温では花が開くとたちまちに柱頭が乾燥してしまいます。
なので、自然での結実が少ないのはそのためではないか。
開花初日の八重咲の花
開花2日目の八重咲のハス
開花3日目の八重咲の花
柱頭が乾燥して少し色が変わってきていますね。
花弁の動きを元に現在交配をしています。
今まで手乗りハスの受粉が上手くいかなかくて、暫くするとこんな状態になってしまうのです。
こちらが交配方法を改善したもの
もしかしたら種ができるのではないかと思えるくらいに莢が成長しつつあります。
次は花粉について、交配実験(既に実行中)をやっていくつもりです。
これらの結果を元に
残っている2つの蕾で確かめをしてみようかな。
交配実験が上手くいきますように!
台風
台風21号は甚大な被害を残して去っていったようですね。
悲惨な状況をTVで見てぞっとしています。
被害に遭われた方、心からお見舞い申し上げます。
そして、後片付けも大変なことと思います。
どうかお怪我をなさらないように。
こちらでも雨や風がすごかったのですが、問題のありそうなものは取り込んだので、ほとんど何もないくらいで済みました。先ほど避難していたものを元に戻し終わったところです。